なお、2006年ドイツ大会記念絨毯同様、デザインはパソコンを使用し、デザイン構成はイラン国籍のラリー・エスファンディアル氏が作成し、全ての制作工程は、
ホセイン・カゼミハメド氏が監督いたしました。
絨毯の下部には、日本の象徴「富士山」を織り込み、その上部には、南アフリカの大地や自然を織り込み、中央部には、サッカーに対する情熱を太陽と地球など宇宙に例えて表現して織り込みました。

糸の染色も、カゼミハメッド氏自身が全て日本で染色し、絨毯の織りも(結び)、過去同様トルコ結びで織りました。
配色数も過去最高の256色を使用し、クオリティーも過去最高のレベルで織りあげました。南アフリカ大会記念絨毯も、過去の記念絨毯と同様にカゼミハメド氏の願いでもある、平和の象徴の「ハト」をデザインしました。
2010年9月23日、第19回テヘラン国際絨毯展示会で、イランの副大統領モハンマドレザラヒミ様の手でがワールドカップ記念絨毯に最後のハサミを入れていただきました。(「ハサミを入れる」とは手織り絨毯の織機を下ろす作業です)
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イランビジネス情報ネットワーク(シャバ)
ペルシャ手織りカーペット協同組合
現在、記念絨毯は完成し、11月6日〜13日までイランにある「イラン絨毯博物館」(Carpet Museum of Iran)にて一般公開されました。
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