デザインを作成するにあたり、カゼミハメド氏は日本と韓国には訪れたことがなく、イラン国内で新聞や雑誌の記事等を探しながら大変苦労して、日韓大会記念絨毯のデザインを起こしました。
絨毯中央部に埼玉スタジアム・左下のソウルスタジアム・右下は横浜スタジアムです。 絨毯の両サイドの部分は、日韓大会の出場国の国旗であり、今回は、日韓共同開催のため、日本で試合を行うチームと韓国で試合を行うチームに分けて国旗を織り込んでいます。 又、絨毯の両サイドの国旗横の数字は、ワールドカップ出場回数です。 絨毯の上部と下部には、過去に開催された国名も織り込みました。 日韓共同大会記念絨毯も、カゼミハメド氏の願いでもある、平和の象徴「ハト」が上部中央に配置されています。
織りの製作日数は、24時間体制を組み、6人で交代しながら約150日間かかりました。
織りあがった日韓共同大会記念絨毯は、イギリス在住の絨毯コレクターが所有しております。